エコアクション21は行政機関よりISO14000シリーズと同等の評価を受けている、中小事業者でも取組みやすい環境経営システムです。
ISO取得には多額の経費が必要ですが、このエコアクション21では、ISOに比べ認証費用が少なく認証取得しやすいので多くの中小企業者がチャレンジしています。湖西市商工会工業部会では、集団指導を実施して、既に17社のエコアクション21の認証取得を受ける事が出来ました。
本年度も工業部会の重点事業として募集し、多くの中小企業者の認証取得を目指そうと企画致しました。沢山の応募をお待ちしています。
実施期間 | 平成26年8月~平成27年3月 (年度内認証取得を目指す) |
募集企業 | 製造業5社・建設業5社 (定員になり次第、先着で締切) |
認証方法 | 集団指導と個別指導によるエコアクション21の策定 |
申込締切 | 平成26年7月31日(木) |
指導料 | 概ね100,000円を予定 (個別指導についてはエキスパートバンク事業を予定しますが、企業の進捗状況により回数が異なりますので、指導料に違いが発生しますのでご了承下さい。認証取得後の経費については、別途かかります。) |
環境への取組が取引の条件になりつつあります
環境問題の深刻化に伴い、事業者の環境問題に対する考え方は、近年、より積極的なものへと大きく変化しています。環境への取組を従来の「社会貢献の一つ」という位置付けから、「企業の業績を左右する重要な要素」又は「企業の最も重要な戦略の一つ」ととらえて事業活動の中に位置付けていく働きが拡大しつつあります。
また、グリーン購入法の制定もあり、環境にやさしい製品やサービスを積極的に購入する「グリーン購入」の取組が急速に広がりつつあります。
事業者の環境への取組は、このようなグリーン購入の進展、さらには市民意識の高まり、環境規制の強化等により、必須要素になりつつあるとともに、環境への取組や環境経営システムの構築を、取引の条件の一つとするサプライチェーンのグリーン化の動きが、大手企業を中心に拡大しつつあります。
「環境経営(環境マネジメント)システム」とは何か?
環境経営(環境マネジメント)システムは、組織が環境問題に効果的・効率的に取組み、環境経営を行うための基本的な仕組みであり、組織全体のマネジメントシステム(組織の経営管理システム)の一部を構成するものです。
この環境マネジメントシステムは、国際標準化機構により国際規格ISO14001として発行されており、規格の要求事項に適合した環境マネジメントシステムを構築・運用していることについて第三者機関の審査(適合性評価)を受け、登録をすることができます。このことを、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムへの適合について「認証を取得」するとも言います。
このISO14001は大手事業者を中心に広く普及していますが、一方で、中小事業者には認証取得に係る負担が大きいとの意見もあります。
そこで、環境省では、中小事業者の環境への取組を促進するため、その取組を効果的・効率的に実施するため、国際標準化機構のISO14001規格をベースとしつつ、中小事業者でも取組みやすい環境経営システムのあり方を、エコアクション21環境経営ガイドラインとしてとりまとめました。
お申込みは…
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